楽曲派と活動家で韻が踏める。in2020
みなさん、音楽は聴かれますでしょうか?
(サムネ用)(怒られそう)
どうも「アングラ文化の上澄みだけを啜ってるような音楽の趣味」と罵倒されたことのある3rdeyeです。
※当記事はかなしろ銀行 Advent Calendar 2020 - Adventarの24日目の記事です。
昨日の記事はこちら。
2020年も年の瀬、12月の第3水曜日が終わりましたね
今年もいい曲がいっぱいリリースされたので、自称楽曲派が個人的に好きだった楽曲を紹介していきたいと思います。
- ごく平凡な青は、/CYNHN
- イナフイナス/CYNHN
- 東京ラットシティ/CY8ER
- 四季ドロップス/わーすた
- レプリカント/ヨルシカ
- 洗脳 feat.DOGMA & 鎮座DOPENESS /Awich
- サントラ/Creepy Nuts & 菅田将暉
- higher's high/ナナヲアカリ
- re:flection/ニノミヤユイ
- アンチテーゼ/夏川椎菜
- 記憶/イヤホンズ
- NEXT COLOR PLANET/星街すいせい
- good night baby(feat.Moe Shop)/犬吠崎紫杏(cv.長谷川玲奈)
ごく平凡な青は、/CYNHN
作詞作曲:渡辺翔 編曲:eba
″もう晴れてしまえばいい″
今年の長かった梅雨と自粛期間への嫌気を切り裂いていくような曲。
「ポジティブに投げやり」で今年の己ではどうしようもない憂鬱に対してのアンサーであった。
イナフイナス/CYNHN
作詞作曲:渡辺翔 編曲:ケンカイヨシ
圧倒的中毒性
ブラックロックらしくもあるが、エレクトロニックの要素もあり、しかしアイドルヴォーカル。といったCYNHNというグループの幅の広さと挑戦心を感じる楽曲。
興味ある方は声掛けてもらえればCD配達参ります。
東京ラットシティ/CY8ER
作詞作曲:Yunomi
安定と信頼のYunomiサウンド、首の振れる音楽。
和テイストの音に個性的な声質の5人のボーカルがのって気持ちいい音楽になってる。個人的にはビルドアップが気持ち良くて好き。
このアルバムでは中田ヤスタカが楽曲提供しており、それをメインクリエイターのYunomiさんも意識したのかギア1枚上がったかと思わされる仕上がりであった。
CY8ER big up.
四季ドロップス/わーすた
作詞作曲:草野華余子
いい意味でわーすたらしくない楽曲。
普段の路線だとコンセプトのインパクトに隠れがちではあるが、しっかり歌が上手いんだな、と実感させられる。
少し前のアニソン派vol.3でのアコースティックアレンジも非常に良かった。
レプリカント/ヨルシカ
ヨルシカは自身を含め人間が嫌いそうなのに綺麗なのが凄く好きなのですが、例によってこの曲も人間が嫌いそうに仕上がっている。
″僕ら皆レプリカだ″
″人を呪う歌が描きたい″
如何にもって感じです。ヨルシカといえばなんといってもコンセプトアルバムである点がクローズアップされがちであり、実際ストーリー立ってて良いのですが、この曲は1曲リピートしても頭の音とケツの音がそのまま繋がるので気持ち良くリピート出来るのが面白いなと思ったりなんなり。曲に対する解釈も広がる。
洗脳 feat.DOGMA & 鎮座DOPENESS /Awich
″バカばっかだ全く″
今年1番感銘を受けたJ-HIPHOPだったので、誰向けなんだって感じだけども。
HIPHOPそこそこ好きと言いながらも聴き心地のいい純粋にラップが上手いものが好きなだけで、あんまりストリート系の悪自慢とか共感が無く興味がなかったんですが、社会批判的なサムシングで面白いなと思ったり、リリックでもろ食らったので鮮烈に記憶に残った、というわけでした。
あとDOGMAと鎮座DOPENESSがやっぱめちゃくちゃかっけぇ…
サントラ/Creepy Nuts & 菅田将暉
作詞:R-指定 作曲:DJ松永
本来なら接点のなさそうなCreepy Nutsと菅田将暉、オールナイトニッポンという接点から日本一と世界一と日本一が組んだらそりゃ間違いなく″最強″。
それぞれの仕事を対比するような表現から各々のバックボーンが見えるリリックになっている。
Creepy Nutsのオールナイトニッポン0も菅田将暉のオールナイトニッポンも面白いから月曜日から寝れない日、火曜なのに寝れない日は是非ラジオを聞いてみてください。
higher's high/ナナヲアカリ
作詞作曲:ナユタン星人
ナナヲアカリの新境地って感じの楽曲。
ダダダダ天使を筆頭にナナヲアカリの脱力感とナユタン星人の独特のリズム感に合わせて音域とラップ調を武器に歌い上げる路線のみで行くのかと思いきやまさかのロック調。ワンルームシュガーライフなど過去にもないわけじゃなかったもののここまでゴリゴリなのは初めてであり、普段とのギャップによって歌うことの上手さが際立っている。
たぶん肺活量エグい。
re:flection/ニノミヤユイ
作詞:ニノミヤユイ 作曲:タナカ零
音の展開の仕方が異常。何度聴いても飽きない。
曲の構成が目まぐるしく変わる上に、その難しい曲を自分の世界観で歌い上げるニノミヤユイ。間違いなく次にくる声優アーティストであると自信を持って言える。
アンチテーゼ/夏川椎菜
作詞作曲:すりぃ
今更自分が紹介するまでもない、が本当に良かったので紹介。
最近の夏川椎菜らしく尖った感じは例に漏れずではあるが、作曲がすりぃさんということもあり、ボカロっぽく仕上がっている。
間違いなく現在の声優アーティストのシーンでひとつ頭が抜けてる。
記憶/イヤホンズ
作詞作曲:三浦康嗣
それが″声優″ってことかと思った楽曲。
環境音で曲を構成し、セリフとラップにて進んでく非常に遊び心に富んだ曲。
MVも凝っており、必見である。またアルバムではintroからの流れも面白くこちらも必見である。
NEXT COLOR PLANET/星街すいせい
作詞:星街すいせい 作曲:酒井拓也
Vtuberの中でも随一の歌唱力。
Vなんて大したことないやろと思ってた時に友達に押し付けられて聴いたらその場で転げ落ちました。
純粋な歌が上手さ、楽曲の良さでは他Vtuberよりも頭1つ抜けており、その辺のアーティストと比較しても間違いなく上を行くものがある。
good night baby(feat.Moe Shop)/犬吠崎紫杏(cv.長谷川玲奈)
作詞:SEJI 作曲:Moe Shop
バンナムが名だたるトラックメーカー引っ提げてきた期待のコンテンツ「電音部」
その中でもプロジェクト解禁当初から公式ベージにてティザーBGMとして聴けた謎の楽曲であったこの曲。インスト音源の時点でめちゃくちゃ上がってたが、ボーカルついたらびっくりするくらい伸びた。韻の踏み方も言葉遊びも面白い。
だいぶ偏った選出でしたが如何でしたでしょうか?
ひとつでも刺さるものがあれば幸いです。
まだまだ紹介しきれてないものもいっぱいありますが今回はこの辺で…
それから2020年この曲が良かったぞ、なり今後出る曲でなんかいいものがあればDMでも何でも教えて貰えるとすごく喜びます。
それでは良いお年を